採用サイトにYoutube動画を載せて
ミスマッチをゼロに!
Column
「医院に合った人材・長く働いてくれる人材を採用したい」、どの歯科医院でもそのように考えていることでしょう。採用にあたり、お互いのミスマッチをなくすための施策の一つとして、動画の掲載をおすすめします。
今回は、採用サイトに動画を掲載するメリットやポイントをお伝えしますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
動画掲載の
メリット・デメリットは?
動画の掲載には大きなメリットがありますが、一方でデメリットもあります。
最大のメリットはミスマッチを減らせること
院長やスタッフからのメッセージなどを動画で掲載することで、多くのメリットがあります。第一に、お互いのミスマッチが減らせます。動画を使えば、院長の思いや歯科医院として目指す方向性などを、齟齬なくしっかり伝えることが可能です。
どのような人材を求めているのかアピールするために有効な方法といえます。「想像と違った」「希望通りではなかった」という理由から、早いうちに退職されてしまったという経験は、どの歯科医院でもあるでしょう。動画で職場の環境やスタッフの雰囲気を事前に知ることで、ミスマッチを減らすことができます。
また、印象に残りやすく、競合医院との差別化できる点も魅力です。採用サイト内だけでなく、インスタグラムなどのSNSでも活用でき、多くの人の目にとまります。今求人情報を探している人だけでなく、今後考える可能性のある方の記憶にも残ることで、多くの人材にアピールすることが可能です。
開業した頃からの苦労など、必ずしも「良い」とは言えない面を見せることも、時にストーリーとして有効な施策になります。「困っていることがある」「だからこんな人材がほしい」と素直に発信することも、考えてみてください。
デメリットもある
効果的な動画を作ろうと思うと、デメリットもあります。時間とコストがかかるのです。文章だけであれば業者に外注することも可能ですが、動画の撮影には歯科医院のスタッフが時間を割く必要があります。院長やスタッフのインタビュー、仕事中の様子の撮影など、数時間〜1日かかることが多いでしょう。
時間を有効的に活用するアドバイスとして、院内でのMTGや、お昼休憩時間に合わせて撮影すると、スタッフも集まりやすくスムーズでしょう。モデルさんを手配して撮影するのも手段の一つとして挙げられます。動画から離脱しないようにするためには、内容もさることながら、動画のストーリー性や見栄えも重要です。
採用サイトではある程度長さがある動画でも良いですが、SNSに掲載するのであれば、短い動画の方が適しています。それぞれの特性に合わせた動画を適切に編集するには、コストがかかることは避けられません。費用は嵩みますが、採用者とのミスマッチを減らし、長期的に勤務してくれるなど、将来的なメリットも多くあるため、ぜひ検討してみてください。
動画作成〜公開までの流れ
1採用サイトのコンセプトを定める
歯科医院のビジョンや強み、求める人材など方向性を定めます。このコンセプトを軸がぶれないように決定することが、一番重要です。この後の工程でコンセプトからずれてしまうと、収集がつかなくなり、求職者にコンセプトが上手く伝わらず、採用サイトから離脱してしまう可能性があります。
2どのような動画を作るか決める
院長やスタッフのインタビュー、1日の流れなど、どのような動画で何を伝えたいのか決めます。コンセプトとズレないよう、計画を立てましょう。
3動画を撮影、編集する
日程を決めて撮影を行い、動画を編集します。
4動画を公開する
完成した動画に問題がなければ公開しましょう。
動画作成におけるポイント
動画で採用におけるミスマッチを減らすために、次のポイントを意識してみましょう。
採用サイトと一貫性のある内容にする
動画と文章で内容がずれていると、説得力に欠けてしまいます。採用サイト全体として統一感が出るよう、内容についてしっかりと吟味しましょう。
リアルな雰囲気が伝わる動画にする
「職場の雰囲気・環境」は、長く働けるかどうかに大きく関わります。数値では表しにくい部分のため、実際に働いてみないと分からないというのが、求職者にとっての不安要素ですが、動画は雰囲気を伝えるのに最適な手段です。ぜひ、働いているシーンなどを撮影してみてください。
伝えたいメッセージを固める
伝えたいメッセージは、はっきりと表現しましょう。「かっこいい・見栄えのよい動画」を作りたい気持ちは分かりますが、メッセージがぼやけてしまっては意味がありません。そのためには、ある程度伝える内容を厳選することも必要です。
まとめ
採用におけるお互いのミスマッチを減らし、長く働いてくれる人材を獲得するため、採用サイトに動画を掲載してみませんか?多少の手間やコストはかかりますが、さまざまなメリットがあります。採用でお困りの際は、検討してみてください。