キャッチコピーで目を引く方法とは? Column
キャッチコピーは、歯科クリニックのサービスや特徴を簡潔に伝えることができる、強力なツールです。効果的なキャッチコピーがあれば、潜在的な患者さんの注意や関心を引き、クリニックへ来院するきっかけとなるでしょう。
過去には、集患のためのブログ記事の書き方についてご紹介しましたが、日々のブログ更新だけでなく、キャッチコピーをつけることもおすすめです。目を引くキャッチコピーで、クリニックの独自性や信頼性を際立たせることもできます。
効果的なキャッチコピーを作るためには、どのようにすべきでしょうか?今回は、キャッチコピーの条件、作る上で意識したいポイントについてご紹介します。
キャッチコピーの作り方
1ターゲット層が設定されている
まずは、クリニックのターゲット層を設定します。「インプラントや義歯を扱うクリニック」「マウスピース矯正が得意なクリニック」等、クリニックの得意分野によって、ターゲット層も変わるものです。
2簡潔かつ明瞭である
キャッチコピーは、1行〜数行程度の短い文章の中で、端的にクリニックの魅力をアピールするものです。アピールしたい点を絞り、誤解なくしっかり伝わるよう作る必要があります。ターゲット層にとって、分かりやすいことが大切です。
3医療広告ガイドラインに
反していない
もちろん、クリニックの広告に関わるものですから、医療広告ガイドラインを遵守している必要があります。過度な期待を持たせたり、誤解を招いたりするような表現は避けなければなりません。
よいキャッチコピーの条件とは?
では実際に、下記のポイントを踏まえて、キャッチコピーを作ってみましょう。 なかなかよいアイディアが思い浮かばない場合は、通院してくださっている患者さんにアンケートを取るのも1つの方法です。「クリニックを選んだ理由」「満足しているポイント」などを伺うことで、経営陣には見えていなかったクリニックの強みが見つかることもありますよ。
1クリニックの強みが伝わる
クリニックが強みとしている治療は何か、クリニックに来院したら得られるものは何か、などが伝わるようなキャッチコピーにしましょう。他のクリニックと差別化するためにも、強みを伝えられるキャッチコピーであることが重要です。
2患者さんのニーズに応えている
たとえば、ホワイトニングを謳うクリニックを検索する患者さんの目的は「歯の色を改善すること」です。矯正歯科を検索している方は、もちろん歯並びに悩んでいます。ご自身のクリニックを検索する患者さんのニーズは何かを考え、そのニーズに応えることができる内容をキャッチコピーに盛り込み、アピールしましょう。
3シンプルかつ印象に残る
キャッチコピーであるからには、シンプルで印象に残ることが大切です。「◯◯クリニックといえば」で思い出せるくらいのものが理想的といえます。そのために、語感のよさ、リズムなども意識することをおすすめします。
4数字でアピールするのも有効
数字を入れるというのも、1つの方法です。「毎年◯件以上のインプラントの手術実績があります」「平日20時まで診療のため、通院しやすい」のような形で、数字で具体的に記載することで、強い印象を残すことができます。
ただし、ここで「県内有数の」「市内で最も実績がある」など比較表現を使うと、医療広告ガイドラインに違反しますので注意してください。
まとめ
今回は、クリニックの集患にも有効な「キャッチコピー」の条件や、作る際のポイントについてご紹介しました。キャッチコピーも、クリニックの特徴などに合わせてしっかり練る必要があります。今回の記事を参考に、印象に残るキャッチコピーを作ってみてください。