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新規患者さんが来ないと感じたら… Column

「開院当初に作ったホームページをずっと使っている」というクリニックさんは少なくありません。ですが、ホームページを更新しないことで新規で獲得できたはずの患者様を逃してしまう可能性もあります。
今回はサイトをリニューアルすべきタイミング5つをご紹介します。

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予約や問い合わせが減った

ホームページからの問い合わせや予約が減っている、アクセス数が少ないという場合には、ホームページのリニューアルが必要なタイミングかもしれません。SEO対策が不十分で、上位に表示されなくなっていることが原因となっていることが考えられます。SEOとは「検索エンジン最適化」のことです。クリニックは「地域名 + 診療内容」と検索をされることが多いので、特にローカルSEOの上位を獲得できるようにすることが大切です。具体的な地域名やキーワードを設定したり、治療や疾患に関するコンテンツを定期的に更新することでアクセスの増加を見込めます。クリニックは、ユーザーから比較検討されるものです。しっかりと上位表示をさせることで、集患の機会を増やすことができます。

2デザインが古い、使いにくい

ユーザーは、クリニックのホームページを見て受診するかどうか決めることが多いとされています。そのため、デザインや情報の探しやすさも重要です。もちろん、ホームページのデザインで診療の質が決まるわけではありません。ですが、デザインが古かったり情報が見つかりづらいだけで「最新の治療が受けられないかもしれない」「なんとなく信頼できない」「まだ営業してるのかな?」と感じられてしまうリスクが高くなります。
古いデザインのホームページを使用していると、情報を見つける前にユーザーが離脱してしまいますので、一定期間が経過したらホームページをリニューアルしましょう。

3スマホ対応のデザインでない

ホームページがスマートフォン対応になっていない場合も、閲覧しづらいことからアクセスの悪化に繋がってしまい、サイト訪問者数の減少に繋がります。
現在、個人のインターネット利用機器はスマートフォンが68.5%に達し、PCの48.1%を上回っています。PCを持っていない家庭も多いため、スマートフォンでも適切に表示できるよう、レスポンシブデザインを実装する必要があります。レスポンシブデザインとは、デバイスごとに異なるCSSを用意して表示を変える仕組みです。この仕組みのおかげで、1つのURL・HTMLでデバイスに合わせて表示できるため「PC版のページは表示できるが、スマートフォンではエラー表示になる」など、ユーザビリティを低下させる事態を回避できます。スマートフォン、タブレット等でも表示されるレスポンシブサイトを制作することが大切です。

4運用しにくい

サイトを独自に作っていて、担当者しか更新できないようなシステムになっていませんか?「業者を介しているため、毎月の更新回数が決められている」というクリニックもあるでしょう。その様な場合も、ご自身が運用しやすいようにリニューアルすると業務効率が上がり、患者様へサービスを手厚く提供できるようになります。コンテンツの更新・修正などに手間がかかってしまうと更新頻度が下がり、情報も古くなります。独自システムの場合、担当者が退職するなどして不在となれば更新できなくなる恐れもあります。CMSの導入により、誰でも簡単にコンテンツを更新できるようになります。

5ブランディングを強化したい

「歯周病治療に特化させたい」など、クリニックのブランディング目的でもサイトリニューアルが効果的です。「満遍なく歯科治療ができるクリニック」もよいですが、「◯◯治療を強みとしているクリニック」「痛みを伴わないクリニック」等というブランディングができると、口コミも広がりやすくなり、集客に繋がります。リニューアルを機に、関連したコンテンツの更新も行っていくとよいでしょう。

まとめ

今回は、クリニックの顔であるホームページのリニューアルをすべきタイミングについて5つご紹介しました。

必ずしも流行のデザインにする必要はありませんが、見やすさや情報のわかりやすさは集客するに当たり、とても重要なことです。今回ご紹介したようなタイミングに当てはまっているクリニックは、ぜひサイトリニューアルをご検討ください。