症例はキラーコンテンツ!
集患のための掲載ポイントは?
Column
歯科サイトには症例を掲載することが可能です。しかし下記のような医療広告ガイドラインによる条件をクリアする必要があります。
限定解除要件を満たせば症例の掲載が可能
医療広告ガイドラインでは、ビフォー・アフター写真のみの掲載が禁止されています。治療効果や治療内容について「誰でも同じように治せる」と誤認を与える恐れがあるからです。
しかし、症例は限定解除要件を満たすことで掲載が可能になります。
条件は以下の4つです。
1HPなど患者等が自ら求めて見る広告であること。
2電話番号やメールアドレスなど問い合わせ先を記載すること。
3自由診療の治療内容、治療期間・回数、費用等を記載すること。
4自由診療のリスクや副作用についても記載すること。
また、記載が必須となっている項目は、分かりやすく表示しなければいけません。費用に関しては、最低金額から最高金額までの記載が必須となります。
症例はキラーコンテンツなので載せたほうがいい
紹介できる症例があるなら、積極的に掲載した方がいいでしょう。患者様にとって歯科医院選びの際にWEBサイトは重要な資料の1つになります。院内の様子やスタッフの情報等も大切ですが、患者様は「大事な自分の歯を任せられる歯科医院か?」を重要視していることが大半です。
症例を掲載することで「どんな治療を得意としているか」「治療の質」をよりハッキリと伝えやすくなります。特にご自身の得意とする自費分野では有効です。患者様も高い治療費を払う以上、知識も豊富です。近所の歯医者に行くより、高い費用を払っても診てほしいと思っていただければ遠方からも難なく来院されます。
症例紹介はそう意味で自費層へのアピールに相性が良いと言えます。
矯正治療やセラミック治療など、ビフォー・アフターの違いがハッキリしている症例は患者にとっても視覚的に分かりやすいためオススメです。特に矯正治療を検討している患者は「出っ歯を治したらどんな感じになるのだろう?」と治療後の見た目の変化が気になっている方が多いでしょう。ビフォー・アフター写真を掲載することで患者側はイメージしやすくなり、治療に対して期待感を持てるようになります。
患者様側が求めている治療の症例を掲載していれば「この歯科医院だと治療を任せられる」「同じように自分の歯も治してほしい」という来院のきっかけに繋がることが多くなるでしょう。
SNSも積極的に活用
せっかく時間や労力をかけて症例を掲載したのに放置していては、あまり集患の成果を感じられません。新患対策やSEO対策を考えるのであれば、定期的に更新していく必要があるからです。最近はインスタグラムなどのSNSでも症例を定期的にアップしている歯科医院が増えています。
特にインスタグラムは若年層のユーザーが多いため、例えばホワイトニングやインビザラインに特化して掲載していく、というのも戦略です。重要なのはルーティンワーク化して、長期的に続けることです。どこかのタイミングでヒットして閲覧の好循環が訪れ、来院に繋がります。ぜひお試しください。