採用サイト制作における効果的な施策とは? Column
「採用サイトを作ったけれど、応募がなかなか増えない」というお悩みを抱えている場合、転職希望者の目に留まっていない可能性があります。採用サイトを効果的に運用するためには単に作るだけでなく、いくつかの施策を施す必要があります。ここでは、採用サイトを作るにあたって、効果的な施策をご紹介します。
Google for jobsへの対応
Google for jobsは、Google検索から直接求人情報を探せるようにしたサービスです。「地域名+職種」などをGoogleで検索した場合に、求人情報を集約して画面の上部に提示してくれます。
歯科医院の採用サイトでも、Google for jobsに対応することが求められます。対応するには専門的な知識が必要で、求人情報を特定のマークアップ形式(JSON-LDやマイクロフォーマット)に準拠して作成し、採用サイトにそのマークアップを記述する必要があります。これにより、Googleが正しく情報を認識し、求人情報としてGoogle for jobsに掲載されるようになります。
Indeedに対応させる
Indeedは日本最大級の求人検索エンジンです。求人情報を掲載するだけでなく、採用サイト自体をIndeedに登録することもできます。登録することで、採用サイトがIndeed上でも見つかりやすくなります。
採用サイトがIndeedの検索エンジンにクローリング(登録)されるためには、以下のような条件を満たす必要があります。
1HTML形式でページを作ること
2求人別にページを作っていること
36職種以上の募集要項を用意すること
4職種、勤務地、仕事内容、最寄駅などの求人情報が全て記載されていること
5応募の手続きに進むためのボタンがあること
6ユーザー登録をしなくても閲覧できること
7無料で応募できること
8他のサイトに掲載した情報の転載ではないこと
募集したい職によって期待値は変わりますが、費用を掛けずに間口を広げておくという意味では有効な施策となります。
募集要項コンテンツのCMS化
募集要項は、採用サイトの重要なコンテンツです。ただ単に募集要項を載せるだけでなく、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入して、募集要項を管理・更新することも採用サイトを効果的に運用していくうえでポイントとなります。
これは専門的な知識がなくてもブログ感覚で、ページの編集など管理が手軽におこなえるようになるシステムで、操作を覚えてしまえば、サイト完成後のコンテンツの更新・追加はご自身でおこなうこともできます。よりスピーディに更新ができるのでタイムラグを防ぎ、リアルタイムで情報発信できます。
動画やSNSを活用する
採用サイトに動画を掲載することで、歯科医院の雰囲気や院内の様子をよりリアルに伝えることができます。例えば、医師やスタッフのインタビュー、院内の様子、診療内容などを映像にして掲載します。動画は、求職者の関心を引きつけることができ、採用サイトの魅力を高めるのに役立ちます。職場やスタッフの雰囲気もよく伝わりますので、応募にあたって転職希望者の心理的なハードルが低くなるでしょう。
また、InstagramやLINEなどのSNSを活用することで、若い層を取り込みやすくなります。近年、SNSを使った採用活動「ソーシャルリクルーティング」が話題です。新卒採用だけでなく、中途採用にもSNSを活用する企業が増えています。
SNSはスマホから簡単に投稿でき運用がしやすいだけでなく、日々の様子が伝わりポジティブな印象を持ってもらいやすいツールです。メッセージ機能を使って個別の対応もしやすいですので、SNSも活用してみましょう。
今回は、歯科医院の採用サイトを効果的に運用していくために、重要な施策についてご紹介しました 。デンタルスマートは、今回ご紹介した施策についても対応可能ですので、ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。