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コラム COLUMN

院長挨拶文はクリニックの印象を大きく左右する Column

歯科クリニックのホームページに、院長の挨拶文を掲載していることが多いと思います。挨拶文はクリニックの顔ともいえる大切なものです。クリニックの印象を大きく左右し、受診率にも関わってくることをご存じでしょうか?
今回は、伝わりやすい・親しみやすい挨拶文を作るポイントをご紹介します。

挨拶文の構成方法

挨拶文は、特に決められた型はありませんが、何を書くべきか迷った場合は、以下のような流れ・内容を参考に書いてみてください。

1はじめの挨拶

まずは、ホームページを訪れた方々への感謝の気持ちを込めた挨拶から始めます。たとえば、「当クリニックのホームページをご覧いただき、ありがとうございます」などがよいでしょう。

2院長の自己紹介

次に、院長の簡単な自己紹介をします。名前や簡単な経歴、歯科医師になった理由、開院に当たりこの地域を選んだ理由などが書かれていると、親しみを感じてもらいやすくなります。

3クリニックの特徴を伝える

クリニックがどのような治療に力を入れているのか、特徴や治療方針などを紹介しましょう。近年、歯科クリニックはオールマイティに治療を行うよりも、歯科矯正やホワイトニングなど、何かに特化したクリニックが人気を得やすい傾向にあります。

4患者さんへのメッセージ

「一人ひとりに合わせた丁寧な治療を提供いたします」「できるだけ痛みを少なく、きれいで健康的な歯を維持できるようサポートいたします」のような、メッセージを掲載しましょう。

5結びの言葉

最後に、クリニックへの来院を促すような言葉で結びとします。「(地域名)でホワイトニングをお考えの方は、ぜひ当クリニックへご相談ください。お待ちしております。」「子どもの歯科治療に慣れたスタッフが多く在籍しています。安心してご来院ください。」のように、ターゲット層に響くような言葉を選びましょう。

挨拶文で気をつけたいポイント

書く際には、以下の2つのポイントを意識してみてください。

1人となりを伝える

院長の人となりが伝わるような挨拶文が望ましいです。歯科治療は、コストのかかることが多いため、クリニック選びにはみなさん慎重になっています。「親身になってくれそうだな」「熱心な先生だな」など、ポジティブな印象を持ってもらうことが大切です。

2専門用語を多用しない

治療方針などを紹介する際には、つい専門用語を多用してしまう先生が多いです。しかし、一般の方には伝わりにくく、「丁寧に説明してもらえないかも」と不安を与えてしまうこともあります。
なるべく専門用語を多用せず、使用する場合は注釈を入れるなどして、伝わりやすい文章を目指しましょう。

挨拶文の例

ここで、上記を踏まえた挨拶文の記載例をご紹介します。

こんにちは。歯科矯正治療を専門に扱う◯◯クリニック院長の◯◯です。
この度は、数ある歯科クリニックの中から当クリニックに興味を持っていただき、ありがとうございます。

私自身、自分の歯並びを長年気にしており、「人前で笑顔を見せるのが嫌だ」と感じている時期がありました。その経験から、歯科矯正治療について学び、歯科矯正治療専門のクリニックを開院いたしました。
矯正治療を通し、多くの方に自信を持っていただきたい、すてきな笑顔で過ごしていただきたいという思いで、日々治療を行っています。
当クリニックでは、従来からあるワイヤー矯正、近年人気のマウスピース矯正のいずれも対応しております。お一人おひとりのお口の状態を診て、最適な治療法をご提案いたします。
歯並びでお悩みの方は、まずはカウンセリングだけでも、お気軽にご来院ください。

院長 ◯◯ ◯◯

まとめ

今回は歯科クリニックに掲載する「院長挨拶文」について、書き方のコツ・ポイントをご紹介し具体例をお示ししました。挨拶文はクリニックの顔であり、集患のためにも重要です。内容をしっかり吟味して記載しましょう。